１９年１０月４日
高岡建築有限会社　私の二番弟子の事です
いつものように私と彼は　昼飯の愛妻弁当を食べ終わり　一息ついていた時の事です　最近彼の様子がおかしいなあと思っていました　突然　彼が「親方　俺　独り立ち　しようと思います」　　アアーそれでかあ・・・　「それで　仕事のあてはあるのか？・・・」　　「友達の家のリフォームと　親戚のと　あといくつか・・・」　内心安心しました　どこか知らぬホーム会社のじゃなくて　「わかったよ・・・　忙しい時俺もよんでくれや」と言って笑いました
いつかは来ると思っていました　また　そのつもりで仕込んできたのですから　思えば　一番弟子は７年と８ヶ月　この子は　１２月までいますと言いますから　８年と６ヶ月になります　二人は　５年の年季明け祝いも　終わっています　私は悲しんではいません　ましてや喜んでいます　ちょっと心配なだけです　（サー立ち上がれ　お前達の大工の技　知恵　勘　腕　体でどーんと生きて行け）